去る月曜日8日の朝は。塾長も早めに起きて目の前に携帯を置き、腕組みしながら待っていた。実は毎年の事なのであるが。やはりそわそわして落ち着かない。9時過ぎに、塾のグルに『サーバー落ちたんじゃないか?』とラインが。続けて『受かってました!』の一報が。ほっと胸を撫で下ろす塾長でした。それからは合格の報告の連続に。
合格の一報はいつ見ても嬉しい。遠く自分の娘たちの事も淡く想い出してしまう毎年である。それは、合格高よりレベルが高い高校も存在するのであるが、埜塾はそんな事で対応に差など付けたりしない。どんな塾生でも自分の教え子には変わりないのである。皆自分の娘や息子のようなものである。
努力の結実。こんな嬉しい事はない。もちろん合格した彼らにとっても!である。いつの日か、人生に辛い目にあっている時に、『あの時あれ程頑張れたんだ、大丈夫だぜ!』と役に立つ事が必ずある!と塾長はゲキを飛ばした。事実これからの人生に、そう役立って欲しいのは事実である。
皆が居ない教室の机を見て回る。そして机の一人一人声に掛けて行った塾長でした!
『ご苦労だったな。お疲れ様!!』
梅の花に、皆の努力を思うわらびでした。