束の間の小旅行

束の間の小旅行

先日のある日、新潟の墓と菩提寺に所用があったので、親しい方を誘ってほんの小旅行を味わいました。月曜日には帰らなければならず、一泊二日の旅でしたが気になっていた墓参りも出来、中身の濃い旅となりました。行きは戸隠で皆で蕎麦を!と思っていましたが、生憎戸隠は物凄い混みよう!よって道の駅で(ここも戸隠か?)蕎麦の昼食となりました。

道の駅から見える黒姫山。かつて自然作家のCW・ニコルが愛した山である。気温は涼しいと感じるくらいでした。

これは妙高山、これが見えるともう故郷は近い。後少しで皆白い雪に閉ざされる日々がやって来ます。

昼食を終えて一路上越市高田へ。高田藩の墓地にある先祖代々の墓参りを済ませ、金谷山の頂上へ。ここには日本に初めてスキーを伝えた、オーストリアの(多分)レルヒ少佐の銅像が、スキー発祥の地として鎮座しています。

金谷山の頂上から高田平野と柏崎方面を望む。左は日本海、正面の山は米山、田中角栄の西山町はこの近くにあります。それから足を延ばして上杉謙信の菩提寺の、春日山林泉寺へ。宝物殿を見学した後境内に出てみると、そこには凛とした雰囲気が漂っていました。下は本堂から山門を望んだ景色、(続く)幼少の謙信が学んだと言う時代に、皆で思いを馳せました。

それから上越市の外れにある岩の原ワイナリーへ。ここは川上善兵衛という人が日本で初めて開いたワイナリーであるそうです。塾長は大学の時からここのロゼを飲んでいました。実はただ単に美味しいのです。田舎者でござります故、テイスティングして、『うーん、これは良いですな!』などとは言えないのです。ここでは300円でワインの試飲ができるのです。実は自分も少し飲みたかったのですが、ドライバーなので飲むわけにはいきません。グビグビ飲む皆を尻目にぶどうのジュースで夕方まで我慢我慢!でした。そして市内のホテルにチェックインして、夜の街に新潟の海鮮の肴を求めて繰り出す魂胆。夕方の飲みに備えて!6:30 になり、予約していた海鮮専門のお店へ。ホテルから歩いて15分ほどの店に。それにしても寂しいくらい7時だというのにシャッターの閉まった店のオンパレードでした。ここにも過疎化の波が!店は予め個室を予約してあったので、問題なし。ここでは新鮮な刺身や海鮮料理がメイン、堪能しました!刺身盛りや特に日本海鮮のノドグロが最高!でした。

すみません、あまりの美味しさに少しつっいた画像になってしまいました!白身の魚であるのに、これほどまでに脂ののった物は初めてでした。おまけに左上は腹の中の喉黒の卵を炙って出していただき、これも感激!でした。

翌日はいつも取り寄せている杉田味噌屋へ。ここのシソの実の味噌漬けが絶品です。おにぎりの具にも!甘口の昆布の味噌漬けも買いました。そして北陸道から米山のインター側の日本海鮮魚センターへ。ここで今年の銀鮭の切り身やイカの塩辛、蟹等を皆土産に購入しました。車は一路関越道へ。赤城SAで遅めの昼食、今回はラーメンでした!昨日は飲みの締めに食べたかったのですが、上越市では地元人気のラーメン屋も閉まるのが早く、『美味いラーメンが食べたい!!』状態でしたので、皆で舌鼓を打ちました。

山々の木々は秋の装いから冬支度へ。実はその日は関越道の渋川・伊香保間が事故により通行止めのサインが出ていたのですが、赤城SAを出る頃には開通へ。北関東道を通り東北道に入り、久喜で一人塾長を放り出して(嘘嘘!)無事埼玉まで帰って来ることができました。テスト対策の束の間の小旅行でした!