先日塾生全員に連休の日程を配布したが、後半は試験対策授業を実施する事に。実は連休が終わって1週間で中間テストを実施する中学があるのである。本当言うと特に中3は連休ぐらいゆっくりさせたいし、体育会系だった塾長もわかっているが、学総(学徒総合大会)があるので、どこも練習試合や練習が花盛り!である。中学やまして高校のちょいと強い部活であればのんびりなぞしていられないのが、現在でも常である。試験対策補習はそのため夕方から行うように組んであるので、部活や練習試合が終わってから授業に。これは毎回恒例であるが。
上は中2の式の計算演習中。文字について解く演習は、できない中学生が多いので徹底的に。今回で2ターン目である。2回間違えると塾長がプロセスを必ずチェックに行き、数式の途中経過を追っていく。
それにしても。実はこちらも各中学の授業経過を注視しているが、どこも全然進んでいないのである。酷いところになると、やっと授業が(1学期の)始まった!ようなところもある。(今年も実際にあった。)それで中間試験を行うのであるから、必ず出てくるのが『昨年の学年の復習』が範囲になるのである。中2や中3などは、1年分のエリアが試験範囲になるなど苦手な者にはたまったものではない。数学など全部復習するのは苦手な者には無理である。よって今回も悪い点数をとる事に。そうなると『ああ、またか。』と力無く思ったりする。これが全科目になればたまったものではない。
数年前、会社員から教師になり赴任して来たばかりの新任教師が、スケジュールを見て『こんな試験スケジュールなんておかしい!』とクラスで叫んだそうである。
中3の北辰対策・演習中 理科も社会も基礎が大事である。