入試も後少し、県立を残すのみ。また期末テストも間近に。中2は意識レベルが中3から比べるとまだまだ物足りないぜ!ではあるが。(どこでもそうかもしれない)。三月まで塾長の安息日はない。中2の電気のエリアは、刻んで授業をやっているがまだ足りない。途中から入ってきた塾生は、どうしても時間が足りないのである。学校によっては、三年生の受験の日程からか、22日前後に期末を行ってしまう中学がある。これが曲者で、月末まで時間を取らないと、考えることが必須の電流や磁界、図形の照明、近代史まで習熟させるのには全く時間が足りない、反復させる時間も足りないのである。さあっと撫でただけの授業を行う教師も多々存在する。塾生の中には『学校の授業が解らない、言っている事が理解できない!』という不満を、彼らが口にすることも少なからずである。
いつも思うのであるが、受験に、人生に対する意識の差が、将来の大きな差になると思って止まない。努力できるか?そのための我慢ができるか?今の時代では、簡単にインスタントに物事をこなす事を、要領よくこなす事を良しとする風潮がどうしてもあるのである。時間をかける事を嘲笑うように。だがどのように時代が移ろうとも、努力する事我慢する事は変わらない。よって結果然りである。
さあさあ、我慢できる大人になる為、努力ができる大人になる為、皆立ち上がってひと頑張りしようぜ!
春はわしが招かずともやって来る。 梅、鶯、桜。これで良いのだ。(平手 政秀)