だんだん出来る様になってゆく、これ程教師冥利(特に塾の講師や塾長)に尽きることは無かろう。死んだ魚の目の様な学生が、解ける様になった途端キラキラしてくるのである。この喜びを知ってこの世界に入った塾講師や塾長も多いのではないか?進歩して行く喜び、これは教える側の喜びにとってにも他ならない。そして喜びとは即ち他人の、そしてみんなの喜びでもあるのである。先日と今日は電流回路の計算を徹底的に。そして授業で演習で出来る様になった喜びを彼らの目線で、そして全員の目の光で応えてくれる事は、集団塾でのこの上ない大きな喜びである。
特に明日はどこまで進んで理解させようか?をテストを前にして毎日思う日々である。会場テストや地域のテストまでもうすぐ、休んでいる時間などない。塾長も最後の1分まで彼らの可能性に賭けるべく、身体を張って授業をするのである。(この事はわかる塾長や塾講師にはわかると思う。身体を張って授業をするのである!)冷房が効いていても汗を流すのである。出来る限り皆が分かるように授業を展開するのである。そしてときには個別的に塾生に対応するのである!!
『皆の夏休みの努力は塾長もようく判っているぜ。だから後少し、後少しだけ頑張ろうぜ。もちろん俺も頑張るからな!』そう思った刹那、それは過去となった。後少し、残された時間に全力を尽くす事を塾長は誓うぜ!