下は演習中の中2生、連立方程式の演習中である。これはストーミング形式にしてあるので、この後皆の声が飛び交う。『なんでそうなるの?』『ほら、ここマイナスが落ちているじゃん!』『あっ!そうか!』
10分も経過すると、もうどんどん話し合うし意見も出し合う。とりわけ他人の計算のミスを見つけるのはことのほか勉強になる。『おっと!自分も間違うところだったぜ!』など日常茶飯事である。実はこの中に塾に来る前の数学のテストが10点代の者が一人居るのである。でも現在参加してからは集中して問題を解いているのが実際である。もちろん『映像撮るのでみな真剣にやれよ!』なんてバカなことは絶対に言わない。これが埜塾の授業の素の姿である。
あやふやだった例題を3人に教えられれば、絶対に完全に理解できる!と皆に塾長が檄を飛ばします。もちろん塾長はいつも各机を飛び回って、疑問点に答えます。このような日々の努力とお互いの関係が、受験対策の時には威力を発揮します。(因みにストーミングの授業の様子は、最初のページのムービーの中に映像があります。)