投稿者: nojyuku

今日も入試報告会

 先週に引き続き、本日は佐野日本大学・中等教育学校・高等学校の入試報告会へ。佐野であるので少し距離があるが、何の何の!うちの塾から通っている塾生も数人いるのであるから。今回印刷されたパンフレットが綺麗だったことが目に止まった。どこの高校も数年前から比べると雲泥の差である。昨年はコロナの影響があり(自分の塾もである)。予想通りの数字となり、どこの学校の入試担当の先生方も御皆苦労されたようにおもった。今回もこれからの進路相談のために、しっかり聞いてきた塾長でした。帰りは2人(幸彩学習塾・教学館)の塾長と共にいつもの小倉屋さんへ。三人とも佐野ラーメンでご満悦、帰路の車中では進路の話に花が咲きました。

 まだまだコロナの影響の為、しっかりとパーテーションがある会場でした。

 中間テストは後半戦へ

 ここまで岩槻区 城南中・越谷市 西中の中間テストが終了、あとは残りの中学である。中3の範囲は2年の復習を含めると鬼のように広い。だからプライオリティが必要になる。

 だから現在の状況把握から始めなければならない。進捗率は何%か?一番厄介な科目はどれか?ワークや復習演習しなければならないエネルギーを要するのはどれか?そしてそれは果たして自分が思っているエネルギー消費で間違いないか?誰でもすぐ出来るからと思いきや、意外と時間がかかってしまう事がある。予期しないファクターが絡んでくる事もある。いつも思うのであるが、試験の対策を自分で立ててその通りにこなして(降ろして)いくのは、実社会に出てからの紛れもない仕事に瓜二つなのである。

 昔、若い頃にまだ貿易に手を染めていた頃の事であるが。フランスの商社でとても興味深い時計を扱っていた会社があった。(メーカーでもあったが)幸い1社クッションに入ってくれて輸入することになった。小売店や百貨店の担当の評判も上々である。文字盤が回転して、時間によって万華鏡のような模様が文字盤に浮かぶ製品だった。フランスの本社と交渉の末、納期は6ヶ月後だった。バンスで半分は銀行からの送金が終了している。約定通り6ヶ月が過ぎようとしたある日、嫌な胸騒ぎがして、本社にファックスを打った。案の定『3ヶ月待て』とのリプライが。ムッと来たが相手は海の向こう、腹を立てても仕方ない。そして3ヶ月直前の日に事務所のファックスには『あと1ヶ月待て』だった。ムッと来たがそれから最後の1ヶ月が過ぎようとした日に、事務所にファックスが入っていた。『当社は期日までに貴社のリクエストを履行できない』

 こちらが火を吹いたのは言うまでもない。リテーラーや百貨店にはもうサンプルで営業してある。全店舗回ってお詫び行脚である。自分はコメツキバッタになった。それでも相手の商社をこちらがもっと調べれば良かったのである。安易に..と言われても仕方ない、若気の至りだったかもしれない。本当に若い時の苦い思い出となった。笑えないしくじり先生とはこの事である。(当時はそれどころではなかったが)

プロジェクトの調査は念入りに、充分すぎるくらいに。不測の事態に備える事。逃げ道を用意しておく事。物事を成すには皆同じである。テスト対策であっても大人の仕事と何も変わらない、だからテスト対策を通して仕事の構築を皆に学んで行って欲しいと思う塾長です。

 先日も卒業生が来てくれてキャンディの差し入れを。有難い、有難い!どこかで見たアメですが、差し入れてくれる心が本当に有難い塾長です。

入試報告会

 今年もまた各私立高校の入試報告会の季節が到来。駒込(オンライン)を皮切りに昨日、一昨日は國學院栃木高校、足立学園高校で入試報告会があり各塾の担当者や塾長が参加。いよいよ本年度もやって来たか!と気を引き締める塾長でした!よく情報をゲットして、これからの入試に役立てなければ!保護者にも伝えなければならないと思う塾長です。

だから来週の中間テストも非常に大事!なんだよ!!皆頑張れ、全国の受験生のみんなも!!

 足立学園高校の職員室近くの柱、ホワイトボードになっていてここで先生が生徒に解説をできる。グッドアイデア!

 足立学園の食堂のチキン。食べ盛りは2つくらいペロリだろうな。笑える良いネーミング

 図書館から自習室へ向かう通路、右下には自習ブースが見える。

 下はお馴染み國學院栃木高校の栃木駅前にある教育センター。ここで電車の時間まで自習ができる。

 お洒落な階段部分下にも自習スペースが。

英検対策と単位変換

 英検対策といっても小学部のであるが。今日の小学部の英語は、音読と和訳、そして英検演習問題を、それからそれぞれ算数の演習へ。実は単位変換のテストがあるらしい、プリントを見たらもう長さ、重さ等一緒くたである。たった3日くらいの授業で全ての単位換算が出来るようになるのはほんの一握りだろう。3Kmは=   mmか?など小学生には大変である。もともとそこの単元は10倍、100倍、1000倍と小数点の移動の等のセクションだったのであるが、それに引っ掛けて?である。これは一度に全部は厳しい。出来るようになるには、何回もの練磨が必要である。

ところで長年やって来て気がついた事であるが、実は英語の学力は底上げをしないとダメだという事である。特に英検に対しては。5級や4級はまだ良いが、3級あたりから基礎力(底力)がなければ対策も時間が掛かり、ただ出るような予想問題ばかりやっていてはダメだという事である。よく英検対策講座を実施しています!という広告を見ることがあるが、結果的に基礎力をきちんと学習していた者が勝つように思えてならない。付け焼き刃的に内申点を稼ぐ為に英検を受験する者もいるのだろう。しかし必要なのは英検の合格証書ではなく、英語が使える力なのではないか?

 数年前に塾として英語アッププロジェクトを立ち上げ、英検取得に重点の舵を切ったがその甲斐あって毎年準二級に数人が(中2,3年)が合格するようになった。これは本当に嬉しいことである。もちろん帰国子女の類ではない、皆ここに来てから英語を始めた者が殆どである。ふと、何の為に英語を学習するか?と考えさせられる瞬間がある。『お前は英語の力をつけて、それを何に使うのだ?』以前『自分は塾長、国連で働きたいのです。』彼はそう言っていた。『国際関係学部に進学したいです。』

志と英語。これほど似合うものはないのではないか?頑張って欲しいものである。

春の夕暮れの元荒川。まだまだ菜の花が。

英検対策

 

今日の小学部は英検5級の演習から。今日から初めて演習対策である。そして今日初めて5年,6年生に『人間皆間違えたら直して、そして理解していくのだよ!』『今から全部出来ていたのでは、もうする事無いじゃないか?!』だから最初から完璧を求めるなと話す。人間回り道した方が良い事もあるのだよと説く。だから少しの間違いなんか全然大丈夫!と話す。もちろん学校の英語の授業はともすればお遊びの域を出ない。しかし英検は学年なぞ関係ない、解けるか解けないかであり問答無用である。単語の意味から今日は復習、音読も英訳ももちろん!である。(この三日間は小学生の英検対策スペシャルである。通常金曜日は授業日ではない。)

中2生は4級を受験予定、今まで英語の英検対策は行っているが、細部にわたる対策は今日から!である。また来週には中間テストがある中学もあり、一昨日から埜塾は授業再開へ。今日は4級の単語と助動詞の解説授業&演習を徹底的に。それにしても中2生はずいぶんと出来るようになった。中3までの文法で残りは不定詞と比較くらいである。不規則動詞はも3ターン行ってしまった。式の計算は応用へ、理科は原子分子のエリアへ。

連休の3日に行った地元久伊豆神社の藤。残念ながらもうピークは過ぎていました!

春眠暁を

 今の季節、皆が眠い!のニャ。もちろん我輩もそうであるが、ご主人様の塾では眠気覚ましに怖ーい怪談の話をするそうにゃ。これが過ぎれば、初夏となりだいぶ眠気は失せると思うのにゃが。身体が慣れてくればで、後少しの辛抱にゃ。妹も今日の写真こそ起きているが、普段は吾輩よりよく寝ておるにゃ。まあ寝子というくらいであるから!

 寝顔で失礼します。ついつい静かだと寝てしまうにゃ。by てんてん

 あたしは寝起き!でもお兄ちゃんの方がよく寝ているの!本当だよ!by わらび

連休目前

 今日は連休目前!と言いたいところであるが、どこの中学部活も練習や練習試合、大会が目白押し。ゆっくり休めるのは大人かもしれない。連休後半からは試験対策補修も塾では始まるのである。今日の中3は英語の現在完了のバック演習から、社会の歴史の演習へ。その後英語の和訳準備を。ただしサンシャイン・クラウン共にレッスン3・ユニット3まで和訳を終えてあるので、和訳はストップで文法演習の反復へ。それから平方根の解説授業・計算編へ、今日も皆を笑わせる。授業ネタ、『嫌われる男子は○○!』の話から。そして精神年齢の話に発展、それでも皆きちんと演習をこなしました!

上は菜の花盛りの元荒川の土手です。

中間テスト対策へ

 先日塾生全員に連休の日程を配布したが、後半は試験対策授業を実施する事に。実は連休が終わって1週間で中間テストを実施する中学があるのである。本当言うと特に中3は連休ぐらいゆっくりさせたいし、体育会系だった塾長もわかっているが、学総(学徒総合大会)があるので、どこも練習試合や練習が花盛り!である。中学やまして高校のちょいと強い部活であればのんびりなぞしていられないのが、現在でも常である。試験対策補習はそのため夕方から行うように組んであるので、部活や練習試合が終わってから授業に。これは毎回恒例であるが。

 上は中2の式の計算演習中。文字について解く演習は、できない中学生が多いので徹底的に。今回で2ターン目である。2回間違えると塾長がプロセスを必ずチェックに行き、数式の途中経過を追っていく。

 それにしても。実はこちらも各中学の授業経過を注視しているが、どこも全然進んでいないのである。酷いところになると、やっと授業が(1学期の)始まった!ようなところもある。(今年も実際にあった。)それで中間試験を行うのであるから、必ず出てくるのが『昨年の学年の復習』が範囲になるのである。中2や中3などは、1年分のエリアが試験範囲になるなど苦手な者にはたまったものではない。数学など全部復習するのは苦手な者には無理である。よって今回も悪い点数をとる事に。そうなると『ああ、またか。』と力無く思ったりする。これが全科目になればたまったものではない。

 数年前、会社員から教師になり赴任して来たばかりの新任教師が、スケジュールを見て『こんな試験スケジュールなんておかしい!』とクラスで叫んだそうである。

 中3の北辰対策・演習中 理科も社会も基礎が大事である。

寄り添えあえる塾であるために

 今日は14:00 より東京の私立駒込学園中学・高校の入試報告会にオンラインで参加。もう本年度2022年度の入試は既に動き出していて、河合校長先生の言葉にはいつもながら学ぶものが多いと塾長は思います。自分も私学と塾は同じであるとも思います。だから塾の運営も、それ相当の覚悟を持ってやらねばならない!と思います。

 埜塾は(地元の昔からの人や卒業生はそう呼びます)決して優秀な生徒だけの塾ではありません。又勉強や成績・偏差値だけで繋がっている塾ではありません。以前塾長は、『自分を伸ばしてくれる高校』を探しなさいと話しましたが、何も口を開けて待っているだけで何もしない学生では、それは伸ばす以前の問題です。啐啄同時と言う言葉がありますが、どんな成績の生徒であろうと習いたい意欲がある者には、必ず道が開けます。そして塾としても一緒に歩んで行くように、寄り添いながら勉強以外のことも教えていく事が、実は昔からの塾の形であったのではないか?と常に考えます。受験を通して学ぶ事、ここにその学生の人生の一部がありそこから苦労して学んだことは、幾つになっても忘れないものです。

 例えば子供たちは、例え休みであっても常に成長しています。勉強だけでなくコミニュケーション能力や思いやり、落ち込んだときの対処法、未来にかける自分の夢を描く、そして才能の一つである未来の自分を信じる事など。だから中小の塾長は、成績さえ上がれば決して良いとは思っていません。成績が良くても、心配な学生も時には存在します。『勉強だけ教えてくれればいい。』と言う保護者もたまにいらっしゃいますが、それでは実は教えることは長続きしないのです。我々がお付き合いしている私立高校は先生方が苦労をしながら(特に学校ができた黎明期には)やっとここまで築きあげたものなのです。

 実は最近中々情けが薄くなって来つつある世の中になって来たと感じています。でも最終的に大事なのは、学問だけでなく、人と人との繋がりなのです。また受験で心に余裕がなくなった時に、(つまり人生ピンチの時にも!)自分から息を抜いて少し笑う事ができればきっとこの先どんな困難も乗り越えていけると塾長は思うのです。

 常に皆と一緒に歩いていく塾であるために、今日もこれから!授業です。

 猫の肉球のできるリキッドソープ。かわいいね!塾生の皆、手洗いを楽しく。