学徒大会も終了し、青春が一区切りついた者が多数。授業まえに皆を労う。特に中3生は!である。これから受験への闘いが始まるのであるが、死んだ魚の眼をしている者を含めて高校にも楽しいことは一杯あるぜ!と皆に話す。そして皆笑いながら、微かに笑みが溢れていた。この目の光が、微かな未来への希望なのである。人間何か目標があるのと無いのではモチベーションが全く違う。うちは個別では無いので(補習するときにはしばしば個別になるが?)これから闘う集団に変えていかなければ!である。なぜなら。
受験は団体戦である。
だからである。埜塾の卒業生はなぜ団体戦と呼ぶか?皆受験を戦い抜いた彼らは、それがどうしてであるか知っているののである。もちろん期末テストも気が抜けない。それでも。いざと言う時に溢しても始まらない、やるべき事をやるべきだ、とは戦国の雄、武田信玄の言葉である。何が無い、などと嘆くな。与えられた条件装備でベストを尽くして闘うのだよ。これは皆によく話す言葉。そして自問自答もする毎日である。
暮れて行く梅雨空。雲の濃淡が美しい。