今日は14:00 より東京の私立駒込学園中学・高校の入試報告会にオンラインで参加。もう本年度2022年度の入試は既に動き出していて、河合校長先生の言葉にはいつもながら学ぶものが多いと塾長は思います。自分も私学と塾は同じであるとも思います。だから塾の運営も、それ相当の覚悟を持ってやらねばならない!と思います。
埜塾は(地元の昔からの人や卒業生はそう呼びます)決して優秀な生徒だけの塾ではありません。又勉強や成績・偏差値だけで繋がっている塾ではありません。以前塾長は、『自分を伸ばしてくれる高校』を探しなさいと話しましたが、何も口を開けて待っているだけで何もしない学生では、それは伸ばす以前の問題です。啐啄同時と言う言葉がありますが、どんな成績の生徒であろうと習いたい意欲がある者には、必ず道が開けます。そして塾としても一緒に歩んで行くように、寄り添いながら勉強以外のことも教えていく事が、実は昔からの塾の形であったのではないか?と常に考えます。受験を通して学ぶ事、ここにその学生の人生の一部がありそこから苦労して学んだことは、幾つになっても忘れないものです。
例えば子供たちは、例え休みであっても常に成長しています。勉強だけでなくコミニュケーション能力や思いやり、落ち込んだときの対処法、未来にかける自分の夢を描く、そして才能の一つである未来の自分を信じる事など。だから中小の塾長は、成績さえ上がれば決して良いとは思っていません。成績が良くても、心配な学生も時には存在します。『勉強だけ教えてくれればいい。』と言う保護者もたまにいらっしゃいますが、それでは実は教えることは長続きしないのです。我々がお付き合いしている私立高校は先生方が苦労をしながら(特に学校ができた黎明期には)やっとここまで築きあげたものなのです。
実は最近中々情けが薄くなって来つつある世の中になって来たと感じています。でも最終的に大事なのは、学問だけでなく、人と人との繋がりなのです。また受験で心に余裕がなくなった時に、(つまり人生ピンチの時にも!)自分から息を抜いて少し笑う事ができればきっとこの先どんな困難も乗り越えていけると塾長は思うのです。
常に皆と一緒に歩いていく塾であるために、今日もこれから!授業です。
猫の肉球のできるリキッドソープ。かわいいね!塾生の皆、手洗いを楽しく。