月: 2023年3月

新たな春へ

どこでも卒業式や(遅いか)入学式のシーズンとなった。昨年度よりは幾らかコロナの影響が薄くなってきたので、マスクなしの式もぼちぼちである。それでもまた今年の年末に流行るような事は、ましてや受験期にコロナが襲来するのはもう懲り懲りである。ただしリモートという技も会得したが。人間窮すれば何かを考えつくものである。季節の花の桜は、コロナ禍になどお構い無しに咲いている。鳥インフルエンザで殺処分される鶏は気の毒だが、本当は騒いでいた人間の姿を他の動物は怪訝な顔をして見ていたのかもしれない。

小学部・中学部とも新しい単元は順調に行っている。埜塾は創設当時から春の講習は行っていない。そのままもう1学期である。英語の和訳も、中2の式の計算の繰り返し演習も、中3の展開因数分解も、小学部の英語も、順調である。併せて桜の開花もこのところ順調(少し早めだそうである)で、コロナ禍で亡くなる人間がいても、桜は季節になれば、咲き誇る。

さあコロナ禍も一段落で、今年も心の桜を是非とも満開に咲かせたいものである。

中三最後の授業

今日が旧中三最後の授業、今日の演習は平方完成である。想い出の数々と共に、懐かしい気持ち、そして刹那寂しい気持ちも心によぎる。本当はもっと前にお別れであるのであるが、卒業式が重なってその日は休講として、その後から春休み(新学期準備のため)に入ってしまったので、1日伸びてしまったのである。

これで全ての授業は終了、そしてお別れである。恒例の如く塾の入り口に塾長が立ち、出ていく一人一人に握手を。『本当にご苦労様、高校でも頑張れよな!!』塾長は一人一人の握手の手の温もりを、決して忘れません。女子からは手紙もいただきました。だからみなの頑張りには脱帽、本当にご苦労でした!改めて全員第一志望合格おめでとう!そして新しい高校でも頑張れ!

先週行った鬼怒川の帰りに出会った蒸気機関車。石炭の匂いが香ばしく、懐かしい。まるで旧中三の門出を祝うが如くである。みな、早くなくても良いんだよ。直実に一歩一歩を。蒸気機関車のような歩みでも良いのだよ。いつの日か、クラス会できっとまた会おう!!

2022年度入試結果

先日3日に埼玉県立高校の入試結果発表があり、本年度は私立高校、県立高校とも第一志望校に全員が合格となりました。本人たちの努力、保護者の皆様のご理解の賜物であり、この場を借りて関係者皆様・塾生のみんなにお礼申し上げます。塾生の皆、本当に長い間ご苦労様でした!そして、ありがとう!皆がいたからここまで来れたよ!

私立合格校:

浦和学院高校(文理進学・文理選抜 複数合格)、花咲徳栄高校(食育科・総合進学科 複数合格)

佐野日大高(特進・奨学生 複数合格)

県立高校:

越谷西高校、白岡高校、久喜工業高校

期末テスト対策

金曜日は県立の入試発表日、もうまな板の鯉である。もちろん全力は尽くしたので、あとは結果のみである。だが中2、中1の期末テストは終わっていない。やっかいな電流と磁界のところが。今日は五時から中三の数1の授業、そしてそれから漢文の演習、のち電流と磁界、熱量・電力量の解説授業そして演習開始である。1時間強みなの演習を見て回って、丸をつけまた説明したり、解っっていてすでにできている者に説明してやってくれと振る。教室中は戦の騒ぎ、塾長はそれでも全ての会話を聞いていてふざけるものは皆無、でも解らない者の爆笑の質問に皆大笑いしたり。中2も段々ストーミングの形が出来てきた。これなら受験も乗り切れるな!と塾長は熱量の解説を一人にしながら、目を細めた。(我々は少人数制集団塾であるが、こういった試験対策の時には局地的には個別になる位のである。)あ、1対1になって教えるのである。

今日も庭の梅は咲き誇っていた。気温が上がってきたので、ほぼ満開に近い。卒業生の高校三年生の、高校卒業のラインが届く。春とは嬉しい季節であると、改めて実感する。

梅の香りのなんと素敵な事か。 派手な桜より塾長は寒中に蕾をつけ雪の中でも咲く梅が大好きである。

青空とのコントラストの美しい事よ。