月: 2022年6月

 2022年 梅雨明け

 今年の梅雨は異常に短く、関東地方は降水量も例年よりも少なかった。地球上の水分は限られている訳で、このしわ寄せは数ヶ月後には地球の(もしくは日本の)どこかに必ずやって来る。下は関東地方の梅雨明けの宣言の出た日の夕焼け空である。これから残りの期末テスト対策、入試情報セミナー(保護者全体会)の準備、そして各高校の入試説明会出席(昼間)、その合間を縫って二者面談と実は息つく暇が無い。これはどこの塾長も同じである。1ヶ月日曜日の休みが1日もないと、ちょいと辛いね!いえいえ、夏期講習の準備もしなければ!

塾裏の遊歩道からの西の夕空。今年も暑くなりそうである。(今日は既に猛暑・佐野では40度だそうな)

英検、そしてもう一つのテスト

 先日英検の発表があった。塾生で受けたものは6人で一人だけ残念、あとは合格だった。大変だったのは小学生5・6年、他ではどうか知る由もないが、付け焼き刃の似た様な問題を繰り返す前に、英語の底力を上げなければ!と考えカリキュラムを構築して実施した。結果それがよかったのは言うまでもない。特に5級の小学生と、準2級の中3生には、単語の演習を多くする様にした。細かくは書かないがやはりな!だった。以前英会話(大手フランチャイズ)で英会話を学んでいたという途中入塾生がいたが、実は単語が書けない、解らないという次第だった。日本の試験は受験を含めて単語が記述できなければ点数が取れない。英検のライティング然りである。つくづく方向が違うと感じたものである。(因みに埜塾では英検受験者は全員が対策授業を受講します。それは月謝に含まれており無料です。)

 結果小学部は小学5,6年生が5級を一人づつ受験し合格、中二も4級で1名受験で合格、中3は準2が3人受けて2名合格となった。一人は残念であるがまた挑戦すれば良いだけのことである。小学生もこの時点からこの様な会場でのテストにチャレンジする事は、それだけで価値があると思うのである。

 先日花咲徳栄高校に数名の塾長を交えて学校訪問に行った。我々が食育科の見学の時に、実はちょうど実技テストだったのである。皆白いユニフォームを着て帽子を被り中華鍋を振るう(その時は課題は炒飯だったのである)その姿は、実は我々にはとても眩しく、そして大人に見えたのである。材料の確認から、味はもちろん見た目の注意点が告げられ、教師がストップウオッチを持ち『始め!』の合図で試験が開始だった。真剣な眼差しの学生。そこには一つ上の大人になったプロの卵たちがいたのである。先生方の中に、一人ギロリと目を光らせている老練な先生が。一人一人ハンドボードを片手にチェックしているのだった。多分どこかの引退された有名なシェフだった方に間違いないだろう。生徒を見つめる眼光の鋭さにそれが見て取れた。必死で調理をする学生に、塾長は思わず『ガンバ!』と呟いてしまいました。

真剣にテストの諸注意を聞き、材料をチェックする受験生。

全員真剣にテストに挑んでいました!

 眼光鋭い老練な先生(写真左寄り2人目)。学生は皆硬くなっていたのが見て取れました。

 同校では仮に食育科を卒業しても多様な進路に進む生徒もいるとの事で、それはとても良い事だなと塾長は感じました。多様性のある進路選択、それは同校の一つにとらわれない進路選択の素晴らしさを写している様でした。

 希望の空

先日梅雨空の、ほんの一部だったが来たの空の雲間に明るい空が。

『人間、苦しい状況の心のなかに見つけたほんの少しの光であっても、自分達の努力によって希望の光に変えよう!』

だからほんの少しでも点数が上がったら素直に、謙虚に喜ぼうぜ!

『こんな少し成績上がったって、これでは何もならないじゃない!?』

こんな保護者の子供は伸びません。少しでの歩みでも謙虚に喜んで(もちろん努力している事が大前提であるが)、次に繋げよう!と前向きな心を持つ事は、本当に大切なことなのである。努力に、継続する力に勝るもの無し。いつの時代にもである。

 

彼方の明るい空。明日はきっと!必ず!

もうすぐ期末テスト!

 先週まで会場テストの対策をガンガンしたら、もう期末の準備!に追われる毎日である。また私立高校の学校説明会も目白押し、二者面談もこれから開始!である。もちろん学校説明会の合間をぬって開始!である。来月は保護者会(浦和学院高)、浦和での入試ファーストがあり夏期講習の構築もしなければならない。そこへ来て期末及び7月の開場テストの対策も!抜かりなく行わなければなら無い。(やはり休む暇などないな!)

 先日の中3は展開・因数分解の応用の解説授業、平方根の小設問も解説も。(平方根の小数部分の問題)もちろん通常の授業であるから、どんどん当てて行く。また必ず笑ってもらう。(本当に必ず!)今日はおかしい英語の和訳で(間接疑問文)皆で大笑いした。先月入ってくれたH・Nに『俺の授業は楽しいか?面白いか?』と尋ねると、『ウン!』と笑いながら答えてくれた。こういったことが本当に嬉しい塾長でした。ちなみに塾バスから降りる時でした。

 長丁場の受験勉強・受験対策、笑いながら面白く授業を行った方が良いに決まっている。だから授業ネタは常に仕入れなければ!なのです。

 会場テストが終わったばかりだけど、次は期末テストの対策へ!さあさあ、皆また頑張ろうぜ!

落雷!

 先週の木金は局地的な雨というより猛烈な雨に見舞われた。おそらく積乱雲の発達したヤツだろう。埼玉県北部や栃木、群馬などでは降雹で怪我人も出たそうだった。金曜日教室に行くと、空調(エアコン)が作動しない。てっきりリモコンの不調と思っていたのだが、電池を換えてもうんともすんとも言わない。卒業生の電気屋さんに来てもらうと、『塾長、こりゃあ落雷によりやられているかも?』だった。そりゃ困る。このエアコンは容量が大きいので、飛んでしまったら20万はかかるだろう。仕方ないと彼に鍵を渡して、すまんが調べて!と頼んだ。塾の近くでは落雷による出火もあったようである。

翌日メールがあり、ブレーカー(三相である)がやられて、その漏電が原因だったらしい。本体は結局無事で胸を撫で下ろした次第である。良かった!感謝!でした。

 塾対象の説明会のあった開智未来高校。もう曇りだがこの時の午前中の雨も凄かった!下はの日の夕方の遊歩道の画像、明らかにもう梅雨の空である。

 授業は勉強は教室だけに非ず。

 昨日の中2も英検対策、不規則動詞はほぼ終わっているので不定詞や現在完了の演習を。それからヒアリングの演習を。これは解説していて結構時間がかかってしまったが、出来が良かったのには正直驚いた。今日は対策三昧だった。1000から準二級の面接の練習、今日で12回目であるが、だいぶ慣れて来たので本人には期待が持てそうである。

 下は前回に続き、高校の入試報告会での写真

 春日部共栄高校の廊下の外にある休憩エリアの黒板。分からないところは放っておかない姿勢がgood! 高校では職員室の後ろや外にこのようなスペースがあるが、わからないままに放って置くな!の精神が。先日の足立学園も柱がホワイトボードになっていた。

同校の図書室、数人が自習していた。進学校である同高校の授業も見学したが誰も寝てなんかいない。図書室には例によって赤本が!

 同高校の入り口。円形校舎は遠くからでもよく見える。

まだまだ続く英検対策・学校入試報告会

 先日の中3は過去完了、知覚・使役動詞の解説授業と演習、もちろんこれは英検対策である。今年の中3はほぼ全員が中2までの文法はマスターしているので、準二級の対策も全員で。一方修学旅行から帰って来た中学が皆にお土産を。もちろん生の八つ橋である。それから平方根の解説授業から演習へ。1組が明日に因数分解の小テストがありその演習へ。彼女は途中入塾者なので、塾長がわからないところが無いか?と何回も確認する。

 先週に引き続き今週も3日からであるが(学校の入試報告会)各高校バッティングしてたりするので、数人の塾長と手分けして出席へ。これも情報収集の大事な勉強なのである。

淑徳巣鴨学園の正門。まさに私立といったところである。

 同学園の空中庭園?屋上からは峨々とした都心の高層ビル群(池袋など)が見える。都心の私立高校ならではである。学生の憩の場であるらしい。この日は空気も綺麗で気持ちの良い日だった。

同校の図書館。司書の先生の展示紹介工夫が見られる。ただ本があるという図書館では無い、学生に読ませようとしている試みが感じられてならない。なお先日行った足立学園の図書館も同様に新着図書の紹介等が積極的にされていた。これでは興味が湧くはずである。